2015/11/15

パリへの祈り  Prions pour Paris  Play for Paris

11月13日 パリでまた大惨事が起きてしまった。
バタクランは行ったことのある劇場だし友達も心配だし
テレビのニュースに食い入った。

パリの友人へのメールの返事で
「これからこういうことは起きるんだろうなー」 と。
パリにいたときのことを思い出した。
モードの展示会場やバレエを観にオペラ座などのホールへ行くとき
危険そうな地域に買い物に行くとき
なんとなく気をつけていた。

テロが起きないことが一番だけど
今の世の中
遭遇するかもしれないことを考えて
注意を払って生活しなければならない。

日本で今できること
犠牲者の人々のご冥福と テロがこれ以上起きないことを祈ること
世界の現状を知ること

渡仏して、世界が近く感じた。
帰国して、久しぶりの日本のテレビ、マスコミに落胆した。
もちろん海外でも放映されるような素晴らしいドキュメンタリー番組もあるけどほんの一握り。
先進国ではあるけれど 社会的に遅れている部分がいろいろある。

日本のテレビは悲しいかな低俗なバラエティー番組が多すぎて
日本だけの独特な異様な世界があると思う。
視聴者がバラエティーを求めるからテレビがやるのか?
テレビがバラエティーばかりやるから視聴者が世界を知ることができないのか?
どっちも言えるのかな?
そもそも日本社会がストレスのたまる仕組みになっているから
おかしなストレス解消法があったり異質な事件が毎日のように起きていて
恐ろしいサイクルができてしまっているのでは?
社会が根底から変わらないとどうにもならない。
ここまでおかしくなっているのを変えるのは簡単ではないけれど
一人一人が意識することが大切だと思う。

話が逸れてしまったけれど 帰国してからそう考えることが多々ある。




~フランスでこのブログを見てくれている皆さんへ~
怖い思いをされている方もいると思いますが
どうか気をつけて日々を送られてくださいね。