2017/11/28

心にしみたお話

11月3日にお邪魔した秩父銘仙の新啓織物さんのハタオト展にて

新コレクションの「月の満ち欠け」に目を奪われ
その他素敵な作品を見ることができ 満たされた上に

手作りの美味しいおもてなしをいただきながら
初代の新井啓一さん(埼玉県伝統工芸士)の貴重なお話を聴くことができた

銘仙は昭和38年がピークで
自分が始めたのが昭和42年で秩父で最後の機織工だった
クリスマスに子供に65円の靴をかってあげられず
生活は厳しいものだった

何かをやりたかったらそのことを朝から晩まで考えていること
物語(人生)は何の問題なく進んだらつまらない
大変じゃないとつまらない
でもその後にはうまくいかないと
やっぱりハッピーエンドじゃないと
(実際今 温かいご家族に囲まれてとても幸せそうである)
実体験からの深いお話だった

心にしみた
でも・・・もう大変な思いたくさんしてきたんだけどなぁ
なーんて思っちゃって・・・
“人生は思いどおりにはいきません(徹子さんの本より)”からね
まだまだ頑張らないとってことよね


わかっている事でも全く初めて会う人から聴く話は
すーっと心に入ってきたりする
勇気をもらった気がした




少し前にインスタグラムを始めてみました
心に響くベジャール公演(^^)についてはそちらで先に簡単に写真をアップしています
https://www.instagram.com/reina_i_/?